フケって何?医療用語で紐解くフケ症とは?

フケ症は頭皮の角質がはがれ落ち、それが過剰に増えている状態を指します。
頭皮以外の角質の剥離は主に垢として処理され、頭皮から落ちるものをフケと呼びます。
特に成人した男性に見られることが多く、医療用語で頭部糠疹(とうぶこうしん)と呼びます。
フケ症は一体どのような状態を指すのでしょうか?

多少のフケは心配無用!

人間の皮膚は常にターンオーバーが行われており、古い角質は常に排出されています。
また、乾燥時期でも多少のフケが現れるのですが、これらのフケは特に問題ありません。
しかし、フケ症と呼ばれるほどの異常な量は要注意。
特に脂っぽく、ベタつきを感じるフケは頭皮にカビ菌が異常に繁殖しているのが原因です。
このカビ菌はマセラチア菌と呼ばれ、頭皮の常在菌の一種なのですが、皮脂が過剰に分泌されるとそれを餌にし、増殖します。
また、マセラチア菌が作るたんお悪質の一種にヒスタミンが多くまれ、これはアトピーの原因にもなります。
アトピーになると強いかゆみを持つアトピー性皮膚炎を発症しますので、要注意です。

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そのフケ、フケじゃないかも!?フケによく似た鱗屑と落屑とは?

フケ状のものが多く見受けられるけど、対策をしても改善されない場合はフケによく似た他の症状かもしれません。
その代表的なのは鱗屑と落屑。
鱗屑とは皮膚の角質が厚く剥がれやすく、かさぶたのような状態が特徴です。
様々な皮膚疾患が原因になっておりますので、ひどいかゆみがある場合は要注意です。
落屑とはこの鱗屑が剥がれたことを指します。
このように鱗屑や落屑がある場合は乾癬や脂漏性皮膚炎になっていることが多いです。

子供のフケは大丈夫?

乳幼児や小児は汗をよく書き、常に頭皮がじとっとしている状態が多いのですが、この時にフケのようなものが見られることがあります。
この場合は小児性の脂漏性湿疹が原因であることが多いのですが、他にカマ会フケが部分的に発生する「白癬」が見られると
アトピーの疑いもあります。
小児性の脂漏性湿疹なら生後半年ほどで治ることが多いのですが、それでも治らない場合は一度皮膚科などを受診しましょう。

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フケの原因は人それぞれ??

フケは乾燥性のフケと脂漏性のフケの二種類があり、そのタイプによって原因は様々です。
乾燥性のフケは頭皮を保護している皮脂膜が失われ、角質層を繋ぎ止めている細胞膜複合体がなくなることによって起こります。
対策は洗浄力の優しいアミノ酸系シャンプーなどで優しく洗うことと、頭皮を乾燥状態にしないように頭皮用の美容液などで保護することが大切です。
他にも過度のダイエットにより脂分が極端に不足している場合でも起こりやすくなります。
次に脂漏性のフケは頭皮の洗浄不足が原因であることが多いです。
古い皮脂を洗い落とせないままにしていると過酸化脂質と呼ばれるしつこい汚れを作ってしまい、そこにマセラチア菌が増殖し、
フケを作ってしまいます。
また、脂っぽい食事や過度のストレスも皮脂の過剰分泌の原因になりますのでバランスの良い食事と適度なストレス発散が必要です。

医療的に見ると様々な見解や対策がありますが、まずは頭皮を清潔に、バランスの良い生活が大事。

フケが出たからと焦らずに一度生活習慣を見直してみるのが良いでしょう。
フケは体が出しているSOS。
あまり疲れを溜め込まないようにし、体をいたわってあげてくださいね。

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